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<2005年10月 千歳・日高 牧場見学+αの旅>
【8月上旬】
何の気なしにANAのサイトを見ていたところ、マイルが3万以上貯まっていることに気付きました。
おっ、これはラッキー、どこか行こう!と早速行き先を検討し始めてみました。北海道は先月行ったばかり
だし、さすがに今回は違うところに・・・と思っていたのですが、宿泊費って普通に手配するとどうしても高くつ
くイメージがあるじゃないですか(私だけ?)?でも、札幌だと妻の親戚の家に宿泊させてもらえれば無料。。
というわけで、今回も行先は北海道に決定です(笑)
【9月上旬】
旅行日程を10月7日(金)〜9日(日)に決定しました。初日はいつものように社台系の牧場を巡り、翌日は
妻の祖父のお墓参りに日高まで行き、その足で日高軽種馬農協を見学することにしました。
【10月3日】
社台とキャロットに電話をし、牧場見学の申込をしました。OCDのため遠浅に残っていると思っていたシャー
プキック04も早来に移動したとのことで、社台SS⇒NF早来⇒社台Fというルートで見学をさせていただくこ
とにしました。出資が確定したばかりのキャロットの1歳馬・チャールストンハーバー04もNF早来にいますの
で見学をしたかったのですが、「まだ1歳の見学は出来ません」とのことでしたので、今回会う出資馬は前記
2頭とディアデラノビアの計3頭となります。
【10月7日】
出発の日となりました。今回は10時の便で羽田を発ち、昼前に千歳に到着しました。直前の予報では雨の
可能性も伝えられていましたが、なんとか「曇天」で済んでくれました(安堵)
まず最初に12時のシャトルバスでNHPへと行き、昼食を済ませました。「K’s Garden」のキッチンは予約
客で席がだいぶ埋まっていました。NHPにはもう何度も来ていますが、観光コースとしてすっかり定着したん
だなぁ〜、と改めて実感しました。そうこうしているうちに13時となり、事前に予約をしておいた「ちとせ交通」
のNさんの車に乗り込み、社台SSへと向かいました。
●社台SS
最初の目的地・社台SSに到着。挨拶もそこそこに、早速放牧場の方へと案内されます。昨年は時間が遅
かったために厩舎内での見学だったのですが、今回は野外で見れることとなり喜ばしい限りです(嬉)
最初はウォーエンブレム。昨年はそこそこの頭数の種付けをこなし期待されましたが、今年はまた逆戻りに
なってしまい、来年誕生の産駒は4頭のみの予定とのことでした。年上の牝馬じゃないとダメらしいですね。。。
(ネオユニヴァース)
今回見学させてもらった種牡馬の中で、最も愛想が良かったのがネオユヴァースでした。ちょうど退屈だった
のか、管理人たちの方に寄ってきてサービス(?)をしてくれました。隣で放牧されているタニノギムレットと、
ダービー馬同士の豪華な併せ馬をすることもよくあるそうです。
(タニノギムレット)
そのタニノギムレット。ネオと隣同士になっていると、SSとBTの馬体の特徴が良く伝わってくるように思い
ます。ギムレットはさすがBT産駒、立派な腹袋をしていて、体型もコロンとしていますね。
(フジキセキ)
(アドマイヤコジーン)
(マンハッタンカフェ)
駆け足で名馬を見た後は、対面のノーザンファームへと向かいます。
●ノーザンファーム
ノーザンファームは今回が3回目の訪問となります。応接スペースで待機していると、目の前を立派なカメラ
を持った男性と女性が通って奥の部屋へと向かっていきます。しばらくすると、おなじみのNさんともう1人の
男性が一緒に同じく奥の部屋へと入っていき、カメラのフラッシュの光がするようになりました。先程の女性
の声も聞こえてきて、3冠目前のディープインパクトの取材だということが分かりました。
一方、管理人たちはコーヒーをいただきながらのんびりと応接スペースで待機していたのですが、途中2回
ほどNさんが顔を出して「もうちょっと待ってね♪」と声をかけてくれます。なんでこの人はこんなに派手なん
だろう・・・と妙に感心しながら待っていると、Yさんが現れて我々の応対をしてくれました。まず最初に気に
なっていたシャープキック04について聞いてみたところ、「OCDの手術後の経過は全く問題ないです」との
ことでまずはひと安心。「面構えがいいですね。いい馬は顔もいいんですよ」と嬉しくなるコメントを続けてく
れます。「社台ファームとの合同値付け検討会で、それまで黙っていた照哉さんが、この馬を見た途端に
”この馬、いいねぇ。4000万にした方がいいんじゃないの”と言ってました」と、7月にTさんからも聞いた
エピソードを教えてくれました。刀さん、どうやら信じていいようですよ(笑)
その後はディアデラノビアの話になり、「心肺能力がかなり高いですね。3歳の春にあの上がりを出せるの
は本当に凄いことです」「小さい馬ですが、バネが凄いですから馬体を大きく見せますね」「シーザリオという
エアグルーヴと並ぶような馬がいますが、ディアデラも何年に1頭というレベルの馬だと思っています」とい
ったコメントを聞かせてもらいました。そうですか、そうなるとやはりシーザリオには男馬との戦いをしてい
ただいて、ノビアには牝馬G1を狙ってもらうしかないですね。同じ厩舎であることのメリットが「使い分け」
として発揮できるといいのですが。。。
キャロットの話になったので、近況だけでもと聞かせてもらおうと思って「チャールストンハーバー04はど
んな感じでしょう?」と聞いてみたところ、「あ、出資されてるんですか?ご覧になります?」との思いがけ
ない言葉が。「でもクラブには見学出来ないと言われましたが・・・」と伝えたところ、「大丈夫ですよ。では
今準備させますね」とのことでした。Yさん、本当にありがとうございますm(__)m
※東京に戻ってから知ったのですが、この日からキャロットの1歳馬も見学可能になっていたようです。
ゆっくりとお話を聞かせていただいたところで、見学へと向かいます。
・シャープキック04
最初に見せていただいたのはシャープキック04です。現在はディープインパクトやキングカメハメハを
輩出した「横手厩舎」で、馴致を進められています。ダービーでどうこうというタイプではないと思ってい
ますが、縁起がいいのは確かですので喜んでおこうと思います(笑)



Yさんのコメントをいくつか並べると、、、
「面構えもいいですし、フレンチ産駒とあって気性も落ち着いていますね」
「伸びがありますし、芝もいけるんじゃないかと思いますが、ベストはやはりダート18くらいでは?」
「馬の形はアンブロワーズなんかと良く似ています」
「タイプ的に安田隆厩舎に向いているんじゃないかと思います」
といったところでした。安田隆厩舎は調教助手がノーザンファームで研修をした経緯もあって、牧場と
の連携が非常に良いとのことですので、来年を楽しみに待ちたいと思います。
・ディアデラノビア
続いてはディアデラノビア。7月はまだ舎飼でしたが、今回は屋外での対面が叶い、本当に嬉しいです。



7月に比べると、やはり元気な感じが伝わってきました(気のせい?)。
「現在はハロン18秒くらいのペースで乗っています。だいぶ太いですし、年内復帰はどうでしょう?」
とのことでした。全く慌てて復帰する必要はないですし、寒い時期に無理はしてほしくないですね(願)
落ち着いてはいますが、やはりじっとしているのがあまり得意ではないのか(苦笑)、ハミでちょこちょこ
遊んだり、前ガキをしたりし始めました。「ツアーの時は大丈夫でしたか?」と聞いてみると、Yさんも
苦笑しながら「会員さんもこの馬の性格はよく分かってらっしゃるようで、周りからじっと見るような方が
多くて問題ありませんでした」と答えてくれました。なるほど、あのオークスのパドックを見ればそうなる
のも分かるような気がします。とはいえ、スイッチがONにならない限りは非常に大人しくて人なつっこい
馬ですので、皆様誤解されませんよう(笑)
・チャールストンハーバー04
最後にチャールストンハーバー04です。


「正直ミスターグリーリーの産駒はミスパスカリしか見たことがありませんので、血統的な特徴というの
はよく分からないです」とYさんも苦笑いです。「この馬を見ていて思うのは”バランスの良さ”ですね。四
肢で真っ直ぐに立てる馬というのは体の歪みもないんですよ」とのことでした。歪みだらけの管理人として
は是非とも見習いたいものです(笑)「落ち着きのある馬です。適性については調教を進めていかないと
分かりませんが、芝ダートを問わずマイル辺りが向いてそうですね」とのことですので、同厩のフォルテピ
アノ同様に楽しませてほしいものです(願)
都合3頭をじっくり見せていただき、ノーザンファームを後にしました。本日最後の目的地は社台ファームです。
●社台ファーム
社台ファーム到着は15時30分。玄関を開けるとアンドレ部長が顔を上げて迎えてくれました。
いつものように応接室で待っていると、今回はテレビにもよく出演されているAさん(関西出身とは知りませ
んでした)が案内をしてくださいます。
・シフォンベール



シフォンベールと社台Fで会うのは今回で4回目になります。本来ならば既に栗東でデビューに向けての
調整を行っていてほしかったのですが、厩舎としてもこの時期3歳未勝利馬優先なのは当然のことですか
ら、まぁ仕方ないことですね。ディアデラノビアに会った後だと、より一層大きく感じます。
「牧場にいる2歳馬の中では一番進んでいる組で、14−14もこなしていますよ」
「繋が柔らかく、いいクッションをしています」
「あと2週間以内には山元に移れるんじゃないかと思うんですけどね〜」
と、普段ベールの調教を付けられている担当の方にお話を伺っていると、Aさんが、
「おー、この馬はつむじが真ん中にあるから賢いな」
と一言。担当の方が、
「トイレの場所も自分で決めていますし、賢いですね」
と返すと、Aさんも満足顔(笑)で、
「まぁレースの時はメンコをしそうだな」
とさらに一言。なんか意味が今ひとつ分かりませんでしたが、ヨシとしましょう(苦笑)
これで本日の牧場巡りは終了です。
この後は札幌市内の妻の親戚の家へと向かい、毛蟹とウニに舌鼓を打ちました♪
【10月8日】
旅行2日目。予報では雨でしたが、なんとか曇で踏ん張ってくれています。
朝6時台の電車で、一路日高を目指します。今日はまず墓参りをした後で、日高軽種馬農協門別
種馬場(長い!)に行く予定です。
「栄光の七冠馬・シンボリルドルフの故郷」との車内アナウンスが流れて、墓のある日高門別駅に
到着しました。日高本線に乗ったものの、時間が早すぎて車窓から馬の姿を見ることはほとんどあ
りませんでした(泣)
<<中略>>
午前中に墓参りを済ませることが出来ましたので、「いずみ食堂」に行って昼食を済ませることに
しました。有名な店らしく、店内には客が一杯でしたが、うまい具合に座ることが出来ました。
ここでは名物(?)のそばを食して、墓参りの疲れを癒しました。
食後、歩いて5分程度の日高軽種馬農協門別種馬場へと向かいます。ここの目玉はなんといっても
テイエムオペラオーです。勝ち方が地味だったためか不当に評価が低いような気がしますが、2000
年に見せたあのパフォーマンスは「稀代の名馬」にふさわしいものだったと思います。
ここの見学は13時〜14時の1時間。この時間に合わせて見学者が続々集まってきます。この日は
管理人たちを含めて30人程度の熱心なファンがいたように思います。
さて13時になりましたが、、、人も来なけりゃ馬も放牧されません。。。
見学者の一人が厩舎に行って戻ってきたところ、「ダメだ、誰もいないよ〜」と皆に告げます。
おいおい・・・どうなんてんだ、こりゃ。。。なんの説明もなしにこれかよ。。。
その後10分程度場内をぐるっとしてみましたが、状況に進展はなく、この地を後にしました。
管理人たちは墓参りのついでですから、まぁ仕方ないなくらいの感覚ですが、オペラオーやマチカネキン
ノホシに会いたくて遠方より来ている人からしたらショックなんだろうなぁ・・・と、後味の悪さを残して門別
を後にして、札幌へと戻りました。帰りの車窓からは放牧されている馬の姿を多く見ることが出来て、な
かなか楽しかったのが救いです。
(こんなオペラオーには会えました・・・)
<余談>
この種馬場のすぐ近くに、シルク会員にとっては因縁の「上野育成牧場」がありました。
当然ながら施設は荒廃し、調教コースは草ボウボウの状態でした。。。
【10月9日】
いよいよ最終日、この日は日中は妻と別行動で夕方空港で落ち合うことにしました。
管理人が一人向かった先はWINS札幌。この日の京都5Rでデビューするフォルテピアノを見るためです。
WINS札幌のA館のしかも500円単位のフロアに行ったためか、全然混んでいなくて、席に座ってモニタ
が見れました(嬉)
結果はご存知の通りで、フォルテはすっとハナに立ち、危なげなく逃げ切って単勝1.4倍の断然人気に
応えてくれました。管理人は上機嫌でWINS札幌を後にし、この旅の締めにNHPに立ち寄ることにしまし
た。やはり前日に馬を見れなかったのが悔しかったのでしょう(笑)
北海道の気持ちのいいシーズンもあと少しだからか、NHPは一昨日以上の混雑でした。
管理人は厩舎に行ってトウカイポイントやレニングラードを見たり、空港牧場側でボケーっと放牧中の馬
を見たりして、ひとしきりノンビリとした時間を過ごしました。
そして夕方、空港で妻と落ち合い、現実の待つ東京へと戻りました。
●旅の終わりに
今回も北海道で楽しい時間を過ごし、エネルギーをもらうことが出来ました。個人的な事情で来年以降は
なかなかこういった時間を取るのは難しくなりそうですが、なんとか1年に1回は来たいものだと、思い
を新たにしました。