<2005年07月 函館競馬と牧場見学の旅>
     〜千歳・牧場見学編〜
                       函館編へ

【6月7日】

ディアデラノビアのアメリカンオークス応援に行くつもりでいましたが、旅行期間中に外せない所用が入って
しまいました。非常に残念でしたが、その代わりにまた北海道に行こうとすぐに思い立ちました。せっかくだか
ら社台の出資馬が確定した後の時期にしよう、そしてなぜか今まで私も妻も行ったことがなかった函館にも
足を伸ばしてみよう・・・ということで計画をし、出入りの空港を選択できて3泊4日で1人4万円代という、なか
なかリーズナブルなコース(航空券とホテルクーポンのみ)がありましたので、今回もHISに申し込みました。
日程は料金が高くなる直前の7月14日(木)〜17日(日)です。

【6月13日】
アメリカンオークスに向けて栗東で調整していたディアデラノビアの骨折が判明しました。。。

【7月4日】
今年の社台出資馬が第一希望のシャープキック04に決まりました。早速今回の見学コースを考えることに
しました。ノーザンファーム遠浅(シャープキック04)と社台ファーム(シフォンベール)は確定ですが、問題は
現在ノーザンファーム(早来)で骨折療養中のディアデラノビアです。6月14日にキャロット会員が牧場見学
時に著しいマナー違反を犯して問題になったばかりだし、ノビア自身もまだ舎飼休養中ということで、ここは
自重すべきなのではないかという思いもあり、迷います。。。

【7月7日】
牧場見学の申し込みをするため、最初に社台、次いでキャロットに電話をしました。キャロットに電話をした
際に相談してみたところ、「牧場スタッフの指示に従ってさえいただけば、何の問題もありません」とのお答え
もいただきましたので、その言葉に甘えることにしました。北海道にいるもう1頭、レーゲンボーゲンにも会い
たかったのですが、今回は時間が合わず(キャロの見学時間は午後の2時間に限定されているため)、断念
することにしました。すまん、レーゲン。。。

【7月14日】
いよいよ出発の日となりました。羽田発8時の飛行機に乗って、新千歳空港へと向かいます。
定刻通りに到着すると、千歳は晴れて気持ちのよい気候でした。ようやく管理人の「雨男伝説」もピリオドを
打ったのではないか・・・そんな予感がします(嬉)

牧場見学は午後で申し込み、いつもの「ちとせ交通」のタクシーも13時からで予約していましたので、午前中
はノーザンホースパーク(以下NHPと記述)を散策することにしました。空港発のシャトルバスがNHPのゲー
トに着くと、係の女性がバスに乗り込んできて入場料が徴収されるのですが、社台会員は同伴一名も含めて
無料になります。管理人の他に、前方に一人で乗られている男性も会員のようでした。

NHPは昨年8月に来て以来なのですが、その時は「K’s Garden」はろくに見ていませんでした。ちょうど今
はラベンダーが咲いているとのことでしたので、最初にそちらを散策することにしました。
キッチンの裏手に広がる庭園を歩いていると、様々な花が咲いていて、馬のテーマパークであることを一瞬
忘れそうになってしまいます。ラベンダーも綺麗に一面を彩っていました。また、散策中には一心不乱にエサ
(?)をかじるリスの姿も見られました。普通、リスは人間の姿を見ると逃げ出すものだと思うのですが、この
リスは慣れているのか、微動だにしませんでした(笑)

 
    (ラベンダー畑の風景)                    (食事に夢中?のリス)

ひとしきり散策を終えると、「K’s Garden」のキッチンに戻り、ちょっと早目の昼食を済ませ、今度は
厩舎の方へと向かいました。

放牧地に着くと、特徴のある大流星がいましたいました、ダービー馬・ダイナガリバー!
おぉ、さすがの風格、しかもこちらに向かって歩いてくるではありませんか!!なんという幸運!!

と思ったら、係の女性がおやつをえさに管理人たちのいる方向へと誘導してくれていました。ご親切に
ありがとうございます。そして見事におやつに釣られたダイナガリバーは管理人たちの目の前で停止。
ひたすらおやつをもらえる瞬間を待ちます(苦笑)

そうしていると、その係の女性が「おやつ、あげてみますか?」と。「え?いいんですか?」と驚く管理人
と妻におやつを渡してくれました。「手に乗せておけば勝手に食べますから。でも噛まれないように注意
してくださいね(笑)」・・・こうして「ダービー馬におやつをあげる」という特異な体験をすることが出来ました。

ひとしきりダイナガリバーとの触れ合いを楽しんだ後、一向に寄ってくれないトウカイポイントをスルーして、
マックロウ・ホットシークレットを間近に見て、厩舎内のゴーステディやブランディスに挨拶をすませてから、
NHPを後にしました。


                 (さすがはダービー馬の風格です)

  
(しかしおやつに釣られるダイナガリバー)  (静かに佇むマックロウ)     (警戒?ホットシークレット)

さて、一旦新千歳空港に戻り貸切予約をしていたタクシーに乗り込みます。今回も担当はNさんを指名してい
ました。これで3回目ということで気楽な道中の始まりです。

●ノーザンファーム遠浅
今回最初に訪問するのは、今年の社台出資馬・シャープキック04が繋養されているノーザンファーム遠浅。
事務所に顔を出して訪問を告げると、「向かいの厩舎で用意できていますので、行ってみてください」とのこと
で移動をしてみます。厩舎前で再度訪問を告げると、厩舎前で待つようにとの返答でした。

いよいよ、カタログ・DVDで何度も見たシャープキック04との初対面です!


 

これはイイ!のではないでしょうか。まだ1歳ですが、どっしりとしていて、雰囲気が感じられます。同じ父を
持つフォルテピアノと同様に非常に大人しかったです。案内してくださったHさんの話では、「気性が良く落ち
着いているし、脚元も丈夫そうですよ」とのこと。また、この日シャープキック04を見学に来た会員は管理人
たちが3組目とのことで、「今日はシャープキックの日です(笑)」と仰っていました。8月か9月には早来の方
に移動して馴致を進めていくとのことで、非常に楽しみが広がります。

さらに早来のノーザンファームでは、「社台・サンデー合同の値付検討会の席で、照哉さんが”この馬が一番
いいな”と言ったとか」などというエピソードも伺いました。しかし”一番”が全体なのか、クラブなのか、はたま
たフレンチ産駒の中でなのか・・・その辺の真相は明らかではありません(笑)


●ノーザンファーム
続いて早来のノーザンファームを訪問しました。ここでの見学馬はディアデラノビアです。
セレクトセールの直後ということもあって、非常に慌しい雰囲気。お忙しいところ恐縮です。

今回案内をしてくださるTさん曰く、「骨折してしまったのは残念ですが、本当に国内で良かったです。あの
まま向こうに連れてかれていたら大変なことになったかもしれませんから。でも無事に向こうで走っていた
としたらシーザリオとディアデラで間違いなくワン・ツーだっただろうと会う人会う人、言いますね。」とのこと。

そんな話をしながら厩舎の到着。「今日から曳き運動を開始しましたが、厩舎内での見学ということで宜しく
お願いしますね」とTさん、いやもう見せていただけるだけで感激です。
そして、「この馬房です」とTさんが言われた頃には管理人、静かなる興奮状態です(笑)
ついにこの春、本当にたくさんの喜び・悔しさをくれたディアデラノビアとご対面!!

     
      

間近で見るディアデラノビアには競馬場での激しさはありませんでした(当たり前か)。
術後の経過は非常に順調で、近々パドック放牧にも出せるようになるでしょうとのこと。精神面も落ち着いて
いますが、復帰は年明け〜春先頃になりそうで、復帰後の路線についてもまだ何も決まっていないとのTさん
のコメントでした。なお、馬体重は現在440kg台だそうで、この機会にふっくらと一回り大きくなってくれるとい
いなぁ・・・と思います。ノビアは小さいですが、非常に華やかな雰囲気を持った馬でした。あのキャラクターの
イラストになったのがなんとなく分かったような気がします、、、、いや、なんとなくですよ(苦笑)

本来であれば、この場で今年キャロットで募集される予定のノビアの弟や他のおすすめ情報なんかを聞いて
みようと思っていたのですが、、、ノビアに会ったら忘れてしまいました。。。

さて、この幸せなひとときが終わって、ノビアのいる厩舎から出ると、向かいの厩舎から黒い馬が顔を覗かせ
ています。う〜ん、、、見たことあるぞ、、、ひょっとしてあの馬は??

「シーザリオですよ。今日到着しました。」

やはりそうでした。日米オークス制覇を達成したシーザリオの姿でした。
「さすがに輸送続きで疲れがあってイライラしていますね。馬体もだいぶ細くなってしまっています。本当に使い
たいレースは51kgで出れる”凱旋門賞”なんですが、時間的に間に合わないので、決まってはいないですが、
秋は秋華賞〜エリザベス〜香港が有力ではないでしょうか」とのお話でした。


          (到着当日のシーザリオ)

この厩舎には他にアンブロワーズ・ジェダイト・モンローブロンドなどそうそうたるメンバーがいました。特にモ
ンローブロンドは素晴らしく美しい馬で、まさに「美少女」といった趣でした。ですが、スタッフの間で「人なつっこ
さではNO.1」と評されているケイティーズギフトが実に可愛らしかったです。


    (とても人なつっこいケーティズギフト)

大変親切にしていただいたTさんにお礼をしつつ、ノーザンファームから今度は社台ファームへと向かおうと
車に乗り込んだ時、NHPで一緒になった男性が歩いてくるのが見えました。あぁ、あの人も出資馬の見学に
来たんだなぁ・・・・ん?NHPから歩いてここまで来たのか??すごい・・・と妙に感心してしまいました



●社台ファーム
今日最後の訪問先は社台ファームです。
応接室でコーヒーを美味しくいただいていると、前回同様Tさんが登場し、「では」ということで、シフォンベール
のもとへと案内していただきました。

シフォンベールと社台ファームで会うのは今回で3回目、見慣れた栗毛の馬が曳かれてきます。
で、驚きました。「うわ〜、逞しくなったなぁ」が管理人の第一声でした。3月に会った時もそう思ったのですが、
今回はより「実が入ってきた」という感じで、以前は背だけ高くてひょろっとした感じがあったのですが、体に幅
が出てきて実にしっかりした馬体になってきました。また、気性面も以前はそわそわした感じがあり、HPの更
新でも「テンションが普段から高め」と書かれたりもしていましたが、今日は落ち着いています。遅生まれの馬
ですが、ここにきて随分と大人になってきているのですね(驚)


 

担当されている方に伺うと、「脚元はまったく不安はありません。気性面も速いところをやり出してからはうま
く発散出来ているみたいで、安定しています。この馬は15−15くらいは楽勝で、余裕でこなしていますよ。」
と頼もしい発言。Tさんも「8月か9月に栗東に入厩になると思います。そうですね、私が調教師だったら、芝
のマイルの新馬戦(牝馬限定)で下ろしますね」と、強気なのか弱気なのかよく分からないコメントで補足をし
てくれました。とにかくデビューまでこのまま順調にいってほしいものです。

シフォンベールとの対面の後、社台ファームの調教コースの説明や、母馬とともに放牧されている当歳馬の
群れを見ながら「仔別れ」の話(よく言われるような、一気に母馬と仔馬を引き離すようなやり方は社台グルー
プの牧場では行わず、10頭くらいをグループにして、仔馬同士が母馬と離れて遊ぶようになる頃合を見計
らって半分ずつ母馬を移動させていくことで段階的に進めていく)を聞かせていただりして、楽しいひとときを
過ごさせていただきました。


  (右がダート、左がウッドの調教コース)

最後にお礼を言って、再びタクシーに乗り込んで社台ファームを後にしました。Tさんが、車が見えなくなるま
でずっと見送ってくださいました。本当に社台グループの牧場の方々の礼儀正しさには、自分も見習わなくて
はならないな、といつも感心させられます。

社台ファームを出た後は千歳の「もりもと本店」に立ち寄ってから、本日の宿泊先である千歳全日空ホテルへ
とチェックインし、その後は今年の春にオープンした「千歳アウトレット・レラ」をぶらぶらして過ごしました。


      (千歳アウトレット・レラ)

今回の旅行の初日はこれにて終了。2日目以降は「函館編
」にて。。。